Coffee Refinement
コーヒー豆の精製
精製工程によって豆のベースが決まる
豆本来の味わいの残すための大事なプロセス
コーヒーは丁寧に精製されなければ豆本来の味を残すことができません。私たちはこのプロセスをとても重要にしています。
先ず精製の第一歩は、最良の豆を選ぶことから始まります。摘み取った完熟コーヒーチェリーを山の湧き水で満たした水槽に入れ、不良の実をより分けていきます。山の斜面に設置した水路を流れる、湧き水の流れを利用してコーヒーチェリーをさらに選果します。こうして外側と果肉を落としていきます。
不良豆率0%を目指してWahedタイプ
4回の選果を経てウォッシュドタイプの生豆が出来上がります
皮と果肉が丁寧に取り除かれ、再び選果工程を経て、次に乾燥場で水分量の調整を行います。乾燥場に、並べられたコーヒー豆は、まるで宝石の様に輝きこの時点ですでにほとんどの不良豆が取り除かれています。そしてここから約1週間かけて天日干しされます。乾燥後、最後にさらに選果をするとウォッシュドタイプのスペシャルティコーヒー豆が出来上がります。
嫌気性発酵タイプの豆もご用意
これまでの味わいと一線を画す、新しいアロマの世界
一方、近年人気急上昇なのが嫌気性発酵タイプ(アナエロビック・ファーメンテーション)のコーヒー豆です。外皮と果肉を取り除かずあえて残し、そのまま発酵させることで独特の甘い発酵臭が生まれます。嫌気性発酵とは、この香りもコーヒー豆に移す加工法のことです。専用のパッケージにコーヒーチェリーを入れて、湿度と含水量を調整しながら、1週間~1カ月かけて発酵させていきます。その後、外皮と果肉を洗い落として天日乾燥にかけ、さらに1カ月ほど寝かすことで、熟成感のある味わい深いコーヒー豆になります。
丁寧な精製によって生まれるスペシャルティコーヒー
性格の異なる2種類の最高品質コーヒー
酸が明るく、なめらかな質感と比較的スッキリとした味わいが特長的なウォッシュドタイプ。また、手間のかかる選果と熟成を繰り返したからこそ生まれる、独特な香りと豊かなアロマが特徴的な嫌気性発酵タイプ。
COFFEE : PURE PEAKSが扱うどちらのタイプの豆も、すべて農園の職人たちによる丁寧かつ精緻な精製技術を経て生まれています。